注文住宅で失敗したくない人は必見！注文住宅に関連するよくある疑問を解決

注文住宅購入後に価値が上がることはある？

注文住宅の購入後に価値が上がるとしたら、それはどういった条件を満たした時でしょうか。
注文住宅に限らず、建物は経年で低下していくのが一般的なので、一見するとあり得ないように思われます。
しかし建築した不動産が多くの人達のニーズにマッチするものだとしたら、購入希望者が増えて価格が上がってもおかしくないです。
建物以外だと考えられるのが土地の地価上昇で、土地に合わせて注文住宅の価格も上昇するパターンです。
このパターンは余程のことがない限りあり得ませんし、狙って実現できるものでもないので、運が良くなければ不可能です。
受動的な姿勢で注文住宅の価格が上がる可能性は低いと捉えるのが基本で、上げるには能動的な取り組みが必要不可欠です。
例えばリフォームやリノベーションで魅力を増して、購入時より高くても買い求める人のニーズに応えることです。
それ以外だと経済的な状況の変化による土地、資材の価格上昇のパターンが考えられますが、経年による価値の低下を物価上昇が上回れば、下落が上昇に転じることもあり得るのではないでしょうか。

注文住宅を木造にするなら知っておくべき工法

設計の自由度が高い注文住宅であれば、自分たちの理想通りに家造りをプランニングすることが可能ですが、そのためには工法についてもよく理解しておくことが求められます。
注文住宅に求める規模や構造あるいはデザインによっては、それにふさわしい施工方法で建てないと、耐久性や安全性にマイナスに影響することもあり得るからです。
特に木造建築を望むなら、木造軸組とツーバイフォーが代表格。
前者は在来工法とも呼ばれ、伝統的な日本の木造建築で採用されおり、基礎から床や柱さらに梁から屋根へと組み上げていくのが特徴です。
設計の自由度が高いため、注文住宅には最適な施工方法と言えます。
その一方で後者は北米を中心に普及してきた施工方法であり、2インチ×4インチの部材や合板パネルを使用して、床と壁そして天井で6面の構造体を組み合わせていく点に、大きな特徴があります。
資材はあらかじめ工場で大量生産できる上、大枠の構造部分はユニット化しているため、工期の短縮化や費用の軽減などが可能。
また耐久性や耐震性そして耐火性に優れていることも、忘れてはならないメリットでしょう。